「Hi. I’m particularly interested in the massage which you’re talking about.(あなたのマッサージに興味があります)」
この一文からすべては始まった。
僕の名前は荒嶋。
東京で女性向けの性感マッサージサービスを提供している30代後半の男だ。
普通の人生から少し外れた道を歩いているということ以外はどこにでもいる普通の男だ。
英語でメールが届いたのは今から2ヶ月ほど前のこと。このブログを通じて送られてきたもので、差出人は見知らぬ外国人女性。
文面から、彼女は性感マッサージに興味を持っていることが伝わってきた。
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どんな人か全く分からなかったので、「詳しく教えてください」と伝えると、彼女は包み隠さず教えてくれた。
どうやら彼女は北京に住む29歳の中国人の女性で、名前はリーさん(仮名)。
英語が堪能で、言葉遣いも丁寧で、とても好印象だった。
仕事は金融関係で、日々忙しく働いているそうだ。
そんなエリートが、なぜ自分に依頼を?何かの間違いではないだろうか。
彼女が僕の性感マッサージに興味を持った理由も教えてくれた。
「実は、以前から日本のマッサージ物のAVを視聴するのが好きだったんです。日本で、性感マッサージを体験してみたいと思っていた時、偶然あなたのブログを見つけました」
なるほど、ありがちな理由だったので少し腑に落ちた。
冬に東京旅行を計画しているというリーさん。観光ついでに僕の性感マッサージを受けたいとのことだ。
普通、東京観光といえば「浅草とスカイツリー」みたいなセットだけど、そこに自分が組み込まれて「浅草とスカイツリーと荒嶋」になるわけだ。
いずれにせよ、自分のブログが異国の女性に届き、それが彼女の興味を掴んだのだ。
どんな出会いになるのか、今の段階で楽しみになっていた。
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2ヶ月後、僕は銀座にいた。
夜になって、気温は一気に冬の冷たさをまとい始めた。
街路樹に施されたイルミネーションがキラキラと輝き、都会の夜を宝石箱のように彩っている。
その光景をぼんやり眺めながら歩いていると、ふと気づく。もうすぐクリスマスなのだと。
クリスマスと言えばサンタクロースだが、僕は子供のためではなく、女性のためのサンタクロースとなって、静かにホテルの扉をノックする。
プレゼント袋には癒しと快感を詰め込んで。
そして、ひっそりと愛を届けるのだ。
悲しいことに、おっさんの愛など誰に需要があるのか自分でも分かっていないが。
観光客たちが楽しげに歩き回り、聞こえてくるのは日本語よりも多くの外国語。
日本を代表する高級ショッピング街だけあって、ブルジョア外国人たちが買い物を楽しんでいるのだろう。
庶民の自分には縁がない場所だが、今日は違う。
今回の依頼者である外国人女性が泊まるホテルがこの街にあるからだ。
冷たい風が顔をかすめるたびに、少しだけ緊張している自分に気づく。これから会う彼女はどんな人だろうか。
メッセージでやり取りした感じではとても礼儀正しい女性だったが、実際に会っても同じだろうか。ベッドの上ではどんな感じになるんだろうか。
そんな想像が、自然と足を速めさせていた。
彼女は黒い髪、黒い靴、そして黒い服を着ていると話していたが、待ち合わせ場所であるホテルの入り口に到着しても、まだ彼女はいないようだ。
ホテルの利用客の出入りを横目に、5分ほど待っていると彼女らしき女性が現れた。
色白で目鼻立ちが整っている小柄な女性だった。
日本語はほとんど分からないと話していたので、拙い英語で話しかける。
「はじめまして、荒嶋です」
「ハーイ」
緊張もあってか、リーさんはとても寡黙な感じで多くは喋らなかったが、無事に会うことができた。
じゃあさっそく行きましょうか、とホテルの中に入ってエレベーターに乗った。
緊張をほぐしてもらいたいので、できるだけたくさん話しかける。
「何の日本食食べた?」「日本のどこに行った?」「アニメが好きなの?」などなど。
彼女は嬉しそうに色々と答えてくれた。
思い返して見ると外国人女性と会うときはバカの一つ覚えみたく同じことしか聞いていない。
でもそれでいいのだ。
「I love 寿司!天ぷら!富士山!too!」
英語が下手でもそれさえ言い返せればコミュニケーションはほぼ成り立つ。
そしてこれは有料級の情報だが、もっと仲を深めたいなら、相手が「sake」と言ったら「Kanpai!」、 「samurai」と言ったら「Yes, katana!」と言い返すだけで相手はぐうの音も出なくなるだろう。
エレベーターから降りて、部屋を案内してもらう。
「この部屋です。入ってください」
中国語訛りの英語がなんだかかわいかった。
部屋はごく一般的なビジネスホテルの部屋だった。広さも、内装も。シングルベッドは2つある。
そして東京で購入したのであろう大量のショッピングバッグも印象的だった。
着いて早々にシャワーを借りて浴びることにする。それが紳士の嗜みというやつだ。
彼女は「これを使ってください」とバスタオルや歯ブラシを僕に渡してくれた。
優しさにほっこりしながら、シャワーを浴びさせてもらった。
10分ほどで浴室から出ると、部屋は少し薄暗くなっていた。
そして彼女は温かいお茶を入れてくれた。「もしよかったら食べてください」と果物やナッツと共に。
なんて心遣いができる人なんだろうとまたまた感動した。
(中国人にもいい人はとても多いし仲良くやっていけるはずなのに、なんで国と国は仲が悪いのだろう。とても悲しいことだ)
この場にはまったく関係ないことを思わず考えてしまう。
歴史的な問題を抱えていることは知っているけど、何かしら解決策があるのではないか。
ナッツをポリポリ食べながら小一時間考えてみるものの、何も思い浮かばない。考えることをやめた。
そもそも自分は、歴史といえば「聖徳太子=1万円札の人」くらいの認識しかないレベルだ。
国の未来をどうこうする力なんて全くないと思い知ったけど、自分にだってできることはある。
それは、彼女とは必ずベッドの上で “夜の日中友好条約” を結ぶことだ。
マッサージの準備に取りかかった。
間接照明でほの暗い部屋。
穏やかな静寂とラベンダーの香りが漂う空間で、リーさんはうつ伏せのまま、ベッドに横たわっていた。
バスタオル一枚をまとった彼女の身体は、布越しにもその柔らかさとしなやかさが伝わってくる。
肌は透き通るように白く、まるでシルクのようだ。
初対面のころの少しぎこちない雰囲気も、今はほとんど感じない。
ただ、静寂が続くことでわずかな緊張感が室内を包んでいる。
僕はゆっくりとバスタオルを脚の部分だけめくり、アロマオイルを手に取る。
そして、彼女の脚全体に塗布した。
滑らせる指先には、彼女の肉感的な感触がしっかりと伝わってくる。
時おり、細い吐息が聞こえ、緊張が少しずつ解けていくのが分かった。
「男性からマッサージを受けるのは初めてです」
彼女がそう言っていたことを思い出す。
それでも、彼女の身体に力は入っておらず、リラックスしてくれているように感じた。
ラベンダーの香りもあいまって、ぼくたちの距離はさらに縮まっていく。
アロママッサージは背中へと移る。手のひら全体で背中のこりを押し流し、腕からわき腹へとゆっくり撫でおろす。
ここで、少しドキッとしてしまう。ひょっとしたら、彼女も。
わき腹を通るたびに、何度も何度も横乳が指に触れる。
とてもいやらしく、ベッドに押しつぶされ、乳房が横からこぼれていた。
服を着ている時は気づかなかったが、いわゆる巨乳というやつだった。Fカップらしい。
思わず、少し意識してしまう。なんて柔らかいのだろう。
指先をその周辺に滑らせるたびに、彼女の身体が反応して小さく震える。そして、呼吸がわずかに乱れた。
僕は彼女をさっそく”その気”にできると思い、指先で触れる面積を少しずつ減らし、フェザータッチを加えていく。
肌の上をなぞるかなぞらないかの強さの繊細なタッチ。
それがくすぐったさと快感を曖昧に混ぜ合わせ、彼女の身体を敏感にしていく。
彼女の官能的な反応と、髪から漂うフローラルな香りが、僕のことも興奮させていた。
彼女の肌の温もりを直接感じたいという欲求が胸の奥で膨らんでいき、実際に背中に吐息がかかるくらい密着していた。
マッサージは続く。
「次は、仰向けになってもらえますか?」
彼女はゆっくりとした動作で仰向けになった。
今までとは違う角度から目に映る彼女の身体。
おっぱいがタオル越しに2つの山のように盛り上がっている。
これまでと同様に、アロママッサージにプラスして、時折いやらしさをにじませたタッチを加えていく。
足首からゆっくりと、上に向かってストローク。足の付け根に近づくほど、動きを徐々にスローにする。
意図的に焦らすことで、カラダは徐々に敏感さを増していく。
際どい場所をかすめるたび、唇が自然とひらき、弱々しい吐息がもれていた。
タオルの隙間に指を滑りこませてお腹の曲線に沿って手を這わせ、大きな胸元へと進んでいく。しかし、そこで一度止まり、触れる寸前であえて手を引く。
彼女は、まるで「早く触れて」と言わんばかりに肩を小さく震わせた。
焦らすほどに高まる緊張。
指先は再び胸元へと舞いもどり、2つの山の谷間をぬうように滑らせる。
触れそうで触れない、その距離感に彼女のカラダはピクリと反応し、鎖骨、肩、肘、手の甲へと触れるたび、ささやかな声が漏れ聞こえた。
まるで、触れる場所すべてが性感帯になっているかのように。
様子をうかがいながら、ついに彼女のその大きな乳房に手を伸ばす。
指先が触れると、彼女の口から「Ahhhh…」と甘く切ない声が漏れた。
彼女のふくよかな胸は弾力があり、指を食い込ませると弾き返すような柔らかさが手のひらに広がる。例えるなら、ほどよく水が詰まった水風船だろうか。
彼女の身体はすこし反り返り、さらなる快楽を求めて身を委ねてくれているように見えた。
僕はゆっくりと、彼女の身体を覆っていたバスタオルを剥ぎ取る。
肉感的で官能的なシルエットが闇の中に浮かび上がった。
形のキレイな巨乳に下はつるつるな無毛で、とてもエロティックだった。
肌の温もり、香り、そして息づかいが、僕の五感をくすぐる。
そして、その彼女の身体を好きにできると考えるだけで僕は興奮した。
指先だけでなく、舌でも彼女を優しく、そして執拗にいじめた。
フェザータッチで性感マッサージしながら、何度も唇を落とし、彼女の香りに酔いしれる。
首筋に唇を這わせるたび、彼女の吐息は熱を帯び、触れるごとにその反応が愛おしく思えた。
円を描くように乳房を撫でる指先が、やがて乳首へとたどり着くと、彼女の身体はビクリと反応し、快感に震えた。
僕の唇は、彼女の首筋から唇に移行すると、彼女も舌を出して応じてくれた。
濃厚なキスを交わしながら、彼女の下半身へと手を伸ばす。
彼女の秘められた部分は、すでにたくさん濡れていた。僕の中で抑えきれない衝動が湧き上がる。
唇はお腹を通り、内腿から秘部へ。
彼女の両膝をそっと掴み、愛おしさを込めて脚を持ち上げた。
大胆な体勢に、彼女は一瞬だけ戸惑いを見せたが、自発的に脚を大きく広げてくれた。
ゆっくりと割れ目に舌を這わせる。
熱く、そして濡れたその感触に触れるたび、彼女の身体はビクビクと震え、部屋中に彼女の甲高い声が響き渡る。
舌先で彼女の敏感な部分をやさしく責め立てると、身体を反らせながら彼女は快感に身を委ねた。
焦らして、舐めて、また焦らして。
そのリズムを楽しむように、僕は彼女を徹底的に味わった。
指先と舌、そして唇で彼女の汗ばんだ身体の快楽を引き出し続けた。
彼女の悦びに満ちた声と表情は、僕の心を熱くさせ、この時間がずっと続けばいいのにとすら思った。
彼女は、僕の性感マッサージに満足してくれたようだった。
別れ際に「こんなにやさしく触ってくれたり気持ちよくしてくれたのは初めて。また日本に来たら連絡するから忘れないでね」と言ってくれた。
そして、力強いハグとキスを交わして僕はホテルを後にした。
冷たい夜風が頬に当たる。だが、今夜はそれが心地良かった。
「夜の日中友好条約、無事締結。歴史的な一夜!」
僕は心のなかで叫んだ。満面の笑みを浮かべながら、脳内で祝杯をあげた。
ノーベル平和賞だって夢ではないだろう。授賞式では、クールな顔で「私はただ触っていただけですから」とスピーチするつもりだ。
でも浮かれてばかりはいられない。
僕は「下半身外交官」として、もうすでに次の”会談”を見据えている。