久しぶりの再会!池袋駅で彼女と再び出会う瞬間
「お久しぶりです~!」
多くの人で賑わう池袋駅西口の繁華街で若いときの真矢みきに似たイケボが響いた。
背筋をピンと伸ばし、黒いワンピースにブーツという洗練された出で立ちで彼女は立っていた。
そうだった、彼女はこんな感じの女性だった。良かった元気そうで。
照れくさい笑顔で一言二言交わすと、僕たちは前回会った時と同じようにホテル街へと歩きだす。
「あれから、何か変わったことはないですか?」
「全然ないです!彼氏だってできないし。荒嶋さんは?」
「何かあったかな?たぶん、僕もない気がします」
「って言うか、私のこと覚えててくれたんですね。絶対に忘れられてると思ってましたよ~」
僕たちは1年ぶりの再会だった。
期間が開くとどんな女性だったか正直うろ覚えになってしまうこともあるが、なぜか彼女のことは鮮明に覚えていた。
キャラが立っていたからだろうか。
というのも30代後半の彼女は、外見は目がぱっちりしているおキレイな女性で、パンツスーツがよく似合いそうなキャリアウーマン風。
でも中身は、語り出したら止まらない筋金入りのアニメ好きオタクというなかなかギャップというか個性がある女性だった。
確か、「最初はじっくり丁寧に責められてその後にめちゃくちゃにされてみたい」という依頼を受けて、一緒に新宿のラブホで過ごしたんだっけ。
1年ぶりに再会した彼女と、さっそくラブホテルにて
彼女の名前はアキさん(仮名)。
また会って気持ちよくしてほしいと連絡をくれたのは1週間ほど前のことだった。
1年という期間が空いてたのでさすがに最初のメールでは誰だっけ状態だったのだが、過去のGmailフォルダを見返して「ああ、あの時の女性だ!」と合点がいったのだった。
アキさんは、1年前に会ってからずっと性的なことはお休みしていたそう。
そんな人にはなかなか言えないような欲望や悩みを、自分に打ち明けてくれることがとても嬉しい。
正直、自分にはあまり自己肯定感がないのだけど、こうして頼りにしてもらえることで少し自信が持てる気がするから。
自分たちは友達でも恋人でもセフレでもない関係であるという現実が、改めて不思議だなと思いながら、僕たちはお目当てのラブホテルに入った。
部屋は、わりと一般的だけど落ち着いた内装だった。
2回目なのに緊張してるのか、少しソワソワしてるように見えた。
無言にならないように絶えず話しかけてきたり。
和やかなのも良いけど、緊張した雰囲気も特別感があってなんだか良い。
ソファーで隣り合って座り、この一年間どんなふうに過ごしていたか近況報告的な感じで語り合った。
「でも相変わらずお元気そうで良かったです~」
「あ、そういえば荒嶋さんって甘いもの好きですか?」
「はい、まあ結構食べたりしますよ」
すると、鞄の中から何かを取り出した。
「デパートで売ってたので買ってきたんですけど、私これ好きなんですよね」
ゼリーのような寒天のような、おばあちゃんの家でよく見かけるあのカラフルで四角くて激甘なお菓子だ。
おばあちゃん以外でこのお菓子好きな人いるんだ、と内心思ったがとてもじゃないけど口に出せない。
でもおそるおそる一口食べてみると、高級なやつなのかフルーティーで意外と美味しかった。
良かった、おばあちゃんの家でよく見かけるあのカラフルで四角くて激甘なお菓子(名前がわからん)と同じ味ではなくて。
そんな超失礼なことを思う自分に自責の念を駈られたが、一緒に食べようと持ってきてくれる気持ちだけでも嬉しい。
そんなこんなでついゆっくりお話してしまい、ラブホテルに滞在できる時間がどんどん短くなっていることに気付き、慌てて浴室に向かった。
そして僕がシャワーを浴び終えると同時に、彼女も入れ替わりで浴室に向かった。
オイルを使った本格マッサージ。リラックスから性感へ移行する準備
マッサージをするために僕たちはベッドへ移動した。
緊張しているか聞いてみると、どうやら2回目でも緊張してしまうとのことだった。
なるべくリラックスしてもらえるように照明を落として部屋を暗くする。
それにしても確か前回も感じたが、エロくなってる姿が想像しにくい女性である。
声優にいそうな低めの声でサバサバした感じの性格のせいもあるのだろうか。
そんなギャップがこちらの興奮を掻き立ててくれる。
また、彼女が徐々に乱れていく姿を見たい。
久しぶりという意味も込めて、後ろから彼女に密着するように抱き締めた。
彼女の性感帯でもある耳に僕の唇が触れそうになっていたからか、それとも緊張がピークに達しているのか彼女は急に無言になった。
初対面の場合は特に、距離感を考えたり性的なことにおいて段階を踏むことは重要だが、一度会っていてお互いのことがある程度分かっているので多少大胆なことをしても大丈夫という安心感はある。
ゆっくりとガウンを脱がせていく。
徐々に肌を露出させていくと、彼女の緊張感がこちらまで伝わってくる。
そしてうつ伏せになってもらってタオルを身体にかけた。
160cm50kgでごく一般的な日本人女性の体型だが、年相応の艶かしい肉体をしている。
マッサージオイルをたっぷり手にとって足首から滑らせていく。
肌は適度に日焼けしていてとてもすべすべしている。
そして、太ももやふくらはぎは弾力があってムチムチもしていた。
リラックスしてもらうための健全なマッサージも無心で集中してしまうくらい楽しい。
それは純粋に喜んでもらえるのもそうだが、女体に触るのが好きだからだ。
要はただの変態に違いない。
続いて、腰や背中や肩や腕も入念にマッサージしていく。
緊張からリラックスモードに変わったのか、彼女は徐々にたくさん話しかけてくれるようになった。
どこどこが気持ちいいだとか、他愛もない話を。
続いて、仰向けになってもらって前面も。
圧をかけてマッサージするだけでなく、指先で優しく撫でたりさりげなく際どいところを触ったりして徐々に性感のスイッチを入れるようにしていく。
足の付け根だったり、鼠径部だったり、乳房の近くだったり。
そうすると多くの女性は無言になり、時間が経つにつれて息も乱れてくるのだが、この日の彼女は中々ならなかった。
エロいムードになるのが照れくさいのか、それともこちらがそんなムードを作るのが下手なのか、はたまた触り方が下手なのか、冷静になってちょくちょく話しかけてくる。
突然、「そういえば○○ってアニメ知ってます?」って具合に。
ずっと和やかな雰囲気なのも個人的にはいいけど、全身が痙攣してしまうほど気持ちよくなるためにはもう余計なことは何も考えられないくらい性感行為に集中してもらうことが重要なので、そういう状況にしなければならない。
こちらの口数を減らしていき、Mだという彼女をどんどん積極的に責めるようにした。
タオルを取って生まれままの姿にした彼女を視姦するように上から眺め、バストを中心にマッサージオイルをたっぷりと塗布した。
そして、裸にされておっぱいを触られているという状況を否が応でも分からせエロい気分になってもらうために実況するように言葉責めをしながら、指先でゆっくりと性感マッサージをしていく。
ゆっくりと高められていく感度。そしてM字開脚でのクライマックス
部屋はBGMが流れてる以外は静寂に包まれていて、彼女は口を少し開けた状態で身体を固くさせている。
足のつま先から耳まで、上へ下へと何度も全身を往復するように指先を這わせていく。
何度も繰り返すうちに感度が高まってきたのか、彼女にとって敏感な部位を通るたびにかすかな声が漏れるようになっていた。
続いて、もう一度うつ伏せになってもらって背面もフェザータッチで責めていく。
足裏、ふくらはぎ、太ももの裏、お尻、腰、腕、肩、首、そして背中。
背面もあますことなく円を描くように指先で触れていく。
手技に加えて、時おり身体に優しくキスをすると、よりいっそう矯声が響いた。
お尻の割れ目からもっと下のほうに手を滑り込ませると、湿ってるというレベルではないくらい濡れている。
今度はお尻を持ち上げて四つん這いという恥ずかしい体勢にさせてからの全身の性感マッサージを始めた。
膝立ちの前傾姿勢で彼女の背中や肩やバストに手をまわすたびに僕の硬くなったペニスがお尻に当たってしまう。
心なしか彼女も挑発するかのようにお尻を振って押し付け返してきている気がする。
気持ちよさに耐えながらも僕は指先で全身を這わせ続け、彼女も快感で身体をくねらせるので四つん這いの体勢が崩れそうになっていた。
僕は再び彼女を仰向けに寝かせて、不意にキスをした。
彼女も呼応するように舌を絡める熱いキスで応じてきた。
このままずっと抱きしめ合った状態で唇を重ね続けたい、そんな感覚に陥ってしまうくらい気持ちは高揚していた。
そして、唇は首筋を通って耳へ。
彼女にとって性感帯であるという耳がよっぽど気持ちいいのか、耳元で息を吐いただけで唸るように艶かしい声をあげた。
耳を唇で優しく甘噛みするように愛撫しながら、乳房や乳首周りを指先で焦らすように触っていく。
ゆっくり時間をかけて、指先を徐々に下半身のほうへ。
彼女の膣周辺をまさぐると、愛液で手のひら全体がヌルヌルになってしまうくらいの濡れ具合だった。
あえて辱しめるようにそのことを彼女に囁くと、「ほんと恥ずかしい…」と少し笑い、顔を背けるようにして声を漏らした。
今度は、舌で全身を愛撫していく。
唇を耳から首筋、鎖骨へと移していき、さらにバストを入念に愛撫したところで、さらに下半身へと向かった。
全身の感度が高まってるのか、膝や太もも、鼠径部、足の付け根、どこを舐めても気持ち良さそうに喘いでいる。
たくさん焦らしたところで、最終的に唇はM字に開いている脚の間へと向かった。
うっすら生えている恥毛が濡れて、ノリで貼り付けたように肌にくっついている。
そろそろ舐めようかなということを囁くと、「いっぱい舐めて…」と色っぽい声で呟いた。
足をグイッと広げ、その中心に顔を埋(うず)める。
舌が触れると同時に、「あぁ・・・」と大きな矯声が響いた。
少しでも温もりを伝えたい、そしてもっと精神的な意味でも繋がりたいという想いで、彼女の手をぎゅっと握る。
止まってると錯覚するくらいゆっくりと、下から上へと舌を這わせていく。
緊張感すら漂うくらい神経を舌に集中させて、あえてクリトリスは避けながら、優しい舌使いで。
愛液が潤滑油となって、滑らかに舌が動く。
時間をかけてたくさん焦らしたところで、クリトリスにも少しずつ舌を這わせるようにした。
クリトリスは敏感なようで、舌が当たるたびにこの日一番の快楽のうめき声が響いた。
手を握っている彼女の指により一層の力がこもり、快感から逃げるように腰が上下左右に動いている。
クリトリスを優しく舌で愛撫するだけでも十分すぎるくらい気持ち良さそうにしているが、さらなる快感を感じてもらうために中指を膣内にゆっくり挿入した。
膣内は脈打つように動き、指を締め付けている。
彼女にとって気持ちいい箇所を探るようにゆっくりと指を動かし、反応が良さそうなところを優しく圧していく。
クリトリスやGスポットにあえて強い刺激を与えなくても、優しい刺激を与えて気持ちいいのがずっと続くのが彼女にとって良さそうだと思ったので、無心になって愛撫を続けた。
「指どうなってるの」とか「舌がすごく柔らかい」とか言ってくるけど、特別な触り方や舐め方は全くしていない。
どのくらい時間が経っただろうか。
呼吸が荒くなり、痙攣したかように身体が震えたたかと思えば、何事もなかったかのように無反応になる動きを何回も繰り返している。
聞いてないので実際のところは分からないが、身体の反応的に何回もイってるのだろうか。
しかし、責められ続けて、そろそろ限界がきたようだった。
「もうダメ、ストップ・・・」
彼女はそう言って、僕の手を力強く押さえつけた。
性感マッサージの施術は終わり、彼女は力尽きたかのように汗ばんだ身体をくの字にして、少し笑いながら顔をベッドに突っ伏せた。
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池袋の雑踏に消えていく背中。再会の約束と別れの余韻
「またいつか呼んでもいい?」
ホテルで濃密な時間を過ごした後の池袋駅までの帰り道に、彼女は聞いてきた。
僕は「もちろん」と答えた。
楽しい時間を過ごせたと思ってもらえたなら良かった。
これまでの10年近くを振り返ってみると、何回も呼んでくれる人もいれば一回限りで終わった人も多くいる。
こちらが聞いたわけでもなく「また会ってほしい」とか「呼びたい」とか言うのに一回限りで終わる人もいて、まあそういう人は社交辞令が上手か彼氏ができたか結婚したかのいずれかだろう。
何が言いたいのかというと、毎回「会うのは今回で最後かもしれない」という認識を持って手抜きはせずに誠心誠意、接しなきゃいけないと思わされる。
きれい事を言ってると思われそうだけど、僕は会うことによって元気をもらえることが多くてそのお返しという意味でも、少しでも会って良かったと思ってもらいたいから。
それにしても、1年前と変わらず元気そうで良かった。
また会えるのだろうか。
ラブホテルには行くけど、分厚いのか薄っぺらいのかよく分からない、そして時に儚くなる関係。
「じゃあ、またね」
アニメの映画を観てから帰るという彼女は最後に笑みを浮かべて池袋の人混みの中に消えていった。