東京で女性向けのオイルマッサージや性感マッサージサービスを提供しています、荒嶋と申します。
最近なかなかブログを更新できていませんでしたが、「一応ちゃんと生きています」というご報告も兼ねて、久しぶりに体験談を書こうと思います。笑
男性に触れられるのが怖い女性からの相談は、決して珍しくない
このサービスを続けていると、
「男性に触れられるのが少し怖い」
「恋愛経験や男性経験がほとんどない」
「興味はあるけれど、不安のほうが大きい」
といった悩みを抱えた女性から、自分自身を変えたいという想いで、東京で女性向けオイルマッサージを探しているというご相談をたまにいただきます。
男性に触れられることへの恐怖や緊張は、決して特別なものではありません。
特にこれまで男性との経験が少ない女性にとっては、「初めて触れられる」という出来事そのものが大きなハードルになります。
そういった初心者の女性たちから信用していただけることは素直に嬉しく思う一方で、
「初めて男性に触れられる経験」を任せてもらう責任の重さも、毎回強く感じています。
- 無理をさせないこと。
- 怖さを我慢させないこと。
- そして「今日はここまでで大丈夫」と言える空気を作ること。
女性向けオイルマッサージサービスを提供する立場として、そのような安心感を最優先にすることは大事だと思っています。
関連記事>>>男性セラピストのアロママッサージってどう?東京で女性に人気の理由と注意点
23歳女性から届いた、男性に触れられるのが怖いというご相談
さて、以下が、今回の依頼者の女性から実際にいただいたメッセージになります。
(※一部伏字にしています)
【 仮 名 】:●●
【 メールアドレス 】: ●●
【 希望出張エリア 】:池袋
【 職業 】:営業
【 年 齢 】:23 歳
【 身 長 】:162
【 体 重 】:46~50kg
【 ご依頼の目的 ※複数選択可 】:
オイルマッサージ
【 性感サービスの利用経験の有無 】:無
【 SかМか 】:分からない
【 興奮するシチュエーションや性癖等(もしあれば) 】:
【 ご依頼・お問い合せ内容 】:
YouTubeを拝見してご連絡させていただきました。
男性にマッサージしてもらったことが無く、前付き合ってた彼氏とも怖さが勝ってしまって、男性に触れられるのを少しでも慣れたいです。ブログを拝見して、荒嶋さんの人柄に信頼できそうだと感じ、ご連絡させていただきました。
YouTubeで拝見したマッサージのように、タオルなどで隠していただきたいです。仕事柄平日休みなので、平日仕事終わりだと21時くらいか、平日の日中になってしまうのですが難しいでしょうか。
彼女の名前はサナさん(仮名です)。
YouTube(女性向けオイルマッサージちゃんねる 東京)をきっかけに僕のことを知ってくださったそうなのですが、久しぶりに自分のチャンネルを確認してみると、最後の投稿はまさかの3年前。
しかもマッサージの手つきが今よりだいぶぎこちなく、自分で見返していて少し恥ずかしくなってしまいました。
詳しくは深掘りしませんでしたが、サナさんは過去に元カレとの間で、あまり思い出したくない出来事があったそうです。
その影響で、男性に触れられることに強い不安や怖さを感じるようになってしまったとのことでした。
それでも
「このままでは嫌だ」
「少しずつでも変わりたい」
そう思って勇気を出して連絡をくれたことが、やり取りの端々から伝わってきました。
トラウマを克服する“きっかけ”として、セラピーに近い形で呼んでもらえるのは、このサービスならではのやりがいだと感じます。
さて、それでは、ここから体験談を書いていきます。
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東京・池袋で女性向けオイルマッサージをした体験談
東京・池袋、はじめての待ち合わせ
場所は東京・池袋。昼過ぎ。
西口を出て、待ち合わせ場所である某コンビニエンスストアへと向かう。
2月なので空気はそれなりに冷たいが、これからオイルマッサージのセッションが始まると思うだけで、寒さはどこ吹く風だった。
今回の利用者であるサナは、親子ほどの差ではないにせよ、そこそこ年が離れている。
何を隠そう、こちらは40歳間近なのだ。
年齢差というやつが、じわじわと心の奥に引っかかる。
23歳か……。
社会に出たばかりで、いろいろなことが「初めて」な年齢である。
サナと無意識に重ねてしまうのか、女子大生や新社会人くらいの年齢の女性が視界に入ると、つい目で追ってしまい、しかも少しニヤニヤしている自分に気づく。
いかんいかん。
自分は誇り高きセラピストだ。
年齢も肩書きも関係ない。
東京のホテルにひっそり現れ、不安をオイルで溶かして静かに去っていく存在なのだ。
――などと、
今まさに変質者へと進化しようとしていた自分に言い聞かせながら歩いていると、待ち合わせ場所のコンビニが見えてきた。
彼女らしき女性の姿は、まだない。
「ワンピースにグレーのアウター」と聞いていたが、それらしき人影も見当たらない。
メールで到着を確認して、しばらく待っていると、彼女らしき女性が現れたことに気がついた。僕の方から彼女に近づく。
「こんにちは、荒嶋です」
「はじめまして」
少し緊張した様子で、彼女はお辞儀をしながらそう言った。
茶色のセミロング。
地味でも派手でもない、落ち着いた雰囲気の、かわいらしい女性だった。
「じゃあ、行きましょうか」
そう声をかけて、すでに彼女が予約してくれていたラブホテルへ向かって歩き出す。
どこから来たのか、
どんな仕事をしているのか。
そんな他愛もない話をしながら、並んで歩く。
少し歩いたところで、彼女がぽつりと口を開いた。
「ラブホテルに行くの、初めてなんです」
付き合った経験はあるものの、男性経験はないと聞いていた。
だから、なんとなく分かってはいたが、改めて口にされると、今回のオイルマッサージのセッションが、彼女にとってどれほど大きな一歩なのかが伝わってくる。
5分も歩かないうちに、ラブホテルに到着した。
今日の目的は「慣れること」だけでいい
「ラブホテルって、こんな感じなんですね」

部屋に入るなり、サナは少し落ち着かない様子で、きょろきょろと室内を見回していた。
初めて足を踏み入れる空間。
そして初対面の男性と、大きなベッドがどんと置かれた部屋で二人きり。
意識しないほうが無理な状況だということは、彼女の表情を見ればすぐに分かった。
コートをハンガーにかけ、お風呂にお湯を張り、最低限の準備を済ませたところで、僕たちは部屋にある二人掛けのソファに並んで腰を下ろした。
サナは少し肩に力が入っていて、しきりに飲み物に手を伸ばしている。
そんな様子を横目に見ながら、改めて今日どんなことをしてみたいか、無理のない範囲で教えてほしいと伝えた。
彼女から返ってきた答えは、「とにかく緊張していて、どこまでできるか分からない」というものだった。
話を聞くと、ホットペッパーに掲載されているような健全なマッサージ店でさえ、セラピストが男性だと怖くて予約できなかったそうだ。
「それでよく、自分のようなやつに依頼できたな」と心の中で軽くツッコミを入れつつも、それだけ勇気を出して連絡をくれたのだと思うと、今日は必ず「来てよかった」と思ってもらえるようなセッションにしようと心に誓った。
僕は、今日の施術についてゆっくり説明することにした。
あくまでオイルを使った、普通のリラクゼーションマッサージだということ。
タオルで身体をしっかり隠し、できるだけゆっくり進めること。
そして今日は「慣れること」だけを目的にしていいということ。
少しでも不安になったら、止めてほしいときは遠慮なく言ってほしい。
その時点ですぐに止めることも、今日は何もしないで終わることも、全部選択肢としてアリだと伝えた。
実際、彼女が希望していたのはいわゆる性感マッサージではなく、「男性に触れられることに少しずつ慣れたい」というものだった。
だから今日は、気持ちよくすることよりも、触れ方や声のかけ方、距離感、すべてにおいて「安心してもらうこと」を最優先にしようと決めていた。
そうして、彼女にお風呂で身体を暖めてもらった後に、オイルマッサージのセッションが始まることになった。
最初に伝えたのは、手の温もりだけ
室内にはヒーリング系のBGMが流れ、紺色のバスローブに包まれたサナは、うつ伏せに横になっていた。
マッサージの邪魔にならないように髪を上で束ねていて、色気のあるうなじが静かにのぞいている。
「じゃあ、始めるね」
そう声をかけ、さりげなくふくらはぎに手を置いた瞬間、彼女の身体がびくっと反応する。
その小さな震えで、今の彼女がどれほど緊張しているのかが、はっきりと伝わってきた。脚はぎゅっと閉じられ、呼吸もどこか浅い。
“男性に触れられるのが怖い”
そう言っていた言葉は、決して大げさではなかったのだと実感する。
——今日は、いつも以上に慎重にいかなければ。
そう自分に言い聞かせながら、オイルは使わず、まずは手の温もりだけを伝える。
引き締まった脚にそっと手のひらを重ね、少し位置を変え、また重ねる。
それを、何度も。
触れられるという行為そのものに、少しずつ慣れてもらうために。
少しだけ呼吸が落ち着いてきたのを感じてから、ようやくオイルを手に取った。
足首から、ふくらはぎへ。
そして太ももへ。
彼女の反応を確認しながら、ゆっくりと、一定のリズムで。
それでも緊張はまだ抜けない。
太ももに差しかかるたび、ぎゅっと力が入るのが分かる。
脚は相変わらず、固く閉じられたままだ。
「大丈夫だよ、リラックスしていいからね」
小さく声をかけながら、何度も優しく撫でるようにオイルを広げていく。
それでも緊張は完全には解けない。
きっと今は、 “気持ちよさ” よりも “怖さ” のほうが勝っているのだろう。
でも、時間がかかっても、最終的に少しでも慣れてもらえればそれでいい。
そう思いながら、優しく、ゆっくりと手を動かし続けた。
「次は背中をマッサージするね」
声をかけてバスローブをずらすと、ブラジャーを着けたままの細い背中のラインが浮かび上がる。
また一から、まずは、手の温度を伝えるところから。
背中にそっと手を置いてじっとしていると、時間がゆっくりと流れているような感覚になる。
もっとも、彼女は緊張でそれどころではないのかもしれないが。
「背中にオイルを塗るから、ブラジャー外してもいい?」
小声で尋ねると、少しの沈黙のあと、控えめに「うん」と頷いた。
黒いブラジャーのホックを外し、肩から紐をほどく。彼女は腕で胸を隠すような仕草を見せた。
オイルを手に取り、背中にゆっくりと広げていく。
普通のオイルマッサージのはずなのに、彼女から伝わってくる緊張感に、こちらまで影響されそうになる。
それでも、心を込めて丁寧にほぐしていくと、「背中、気持ちいい」と突然呟いてくれた。
ぽつりとこぼれたその一言に、思わず胸が緩む。
少しずつ慣れてくれているのだろうか。
背中、肩、二の腕を丁寧にほぐし、身体の強張りがわずかに和らいだところで、次は前面だ。
彼女の不安や緊張を考えて、再度ブラジャーをつけてもらった。
「次は、仰向けになれる?」と声をかけた。彼女は少しの沈黙の後、ゆっくりと、慎重に、仰向けになった。
前面に移っても、やり方は変えない。
まずはオイルを使わず、脚の様々な部位にそっと触れるところから始めた。
段階を踏むことで、彼女の身体が「次に何が起きるか」を予測できるようにしておくのだ。
そして、マッサージオイルを使って、足首から膝、そしてゆっくりと脚の付け根へ。
バスローブの内側に手を忍び込ませ、ぎゅっと閉じられた太もものあたりに触れると、そこには熱がこもっていた。
性的興奮とは違う、緊張と不安が混ざった温度。
彼女を安心させなければ、という気持ちが先に立ってるのか、不思議なことに僕自身もそんなに性的な気分にならなかった。
今ここで大事なのは、気持ちよさよりも「大丈夫だ」と思ってもらうことだ。
時折、下着が指先をかすめる。
そのたびに意識するのは、やはり興奮ではなく、今の接触が彼女を怖がらせていないかどうか、ということだけだった。
脚が終わり、次はお腹へ。
相変わらず緊張は残っているのか、ときどき身体に力が入る。
それでも、彼女は小さな声で何度も「気持ちいい」と言ってくれた。
どうやら、オイルマッサージそのものは気に入ってもらえたらしい。
最初はここまで緊張されて、正直どうなることかと思った。
それでも、予定していた施術は一通り終えることができた。
怖さと好奇心のあいだで
一息ついたところで、僕は彼女に尋ねる。
「一通り終わったけど……胸もマッサージする?
抵抗があるなら、今日はここまででも全然大丈夫だよ」
彼女はすぐには答えず、しばらく考え込んだ。
その沈黙は、20秒ほどだろうか。
そして、意を決したように声を絞り出す。
「……やってほしい」
いつの日かくる恋人との行為のために慣れておきたいという気持ちがあるのだろうか。
おそらく怖さと好奇心、その間で揺れながらも彼女は僕に「任せる」という選択をしてくれたが、その気持ちがなんだか嬉しかった。
彼女の表情を確認しながら、もう一度ゆっくりと声をかける。
「無理はしなくていいからね。嫌だったら、すぐ止めるから」
そう前置きしたうえで、静かにブラジャーのホックを外した。
布が外れるわずかな音に、彼女の身体がぴくりと反応する。
腕が少し強張り、まるで気をつけをしているかのように固まっている。
その様子に、こちらまで胸の鼓動が速くなった。
やはり、今ここで大事なのは、刺激ではなく安心だと思うので、ゆっくりと。
お腹のあたりに手を置き、バスローブの下の2つの膨らみに向かってゆっくりと両手を這わせていく。
「大丈夫だよ」
そう小さく伝えながら、段階を踏んで距離を縮めていく。
しばらくすると、 “そこ” に到達した。
彼女のバストは適度に大きく、弾力があった。
触れる、というよりも、 “手を添える” という感じだろうか。
固まっている以外に彼女の反応はほとんどなかった。気持ちよさを感じる余裕はないのだろう。
だからこそ急がず、一定のリズムで、円を描くように、ただ優しく、ただ丁寧に。
すると少しずつ、彼女の呼吸が変わり始め、荒く速くなってきている。
顔に吹きかかる彼女の吐息がくすぐったく感じながら、小さな矯声が僕の耳に響いた。
「男性に触れられるのが怖い」という壁を、ほんの少し越えつつあると思うとなんだか嬉しかった。
手のひら越しに、彼女の身体が確かに反応しているのが伝わってくる。
触れるたびに、微細な震えが返ってきた。
ときおり力を緩めたり、そっと指先の位置を変えたりすると、そのたびに彼女の身体は正直に反応する。
彼女の身体に密着し、体温を肌で感じながら、より親密な関係を築いていく。
腕、鎖骨、わき腹。彼女のカラダの部位を一つ一つ愛でるように、ゆっくりと彼女の全身を指先で愛撫していく。
完全に怖さが消えたわけではないと思う。
でも、反応を見て、彼女は受け入れてくれていると思ったし、望んでくれているとも感じた。
彼女のペースで、未知の領域へ
だから、あえて言葉で確認することにした。
「その、いわゆる下半身も触られたい?」
少しの沈黙があったのち、「うん、触って」とかすれたような声で返事が返ってきた。
その一言には、勇気が詰まっていた。
急がず、驚かせないように、優しくデリケートな部分に指先を押し当てると、彼女は「ん…」という囁きとともにぎゅっと脚を閉じようとしてきた。
下着は生暖かく温度があがっていた。
僕は「大丈夫だよ」という意味を込めてそっと彼女の手を握り、脚の力を抜いてもらい、中指でツーッと前後に動かしたり、円を描くように圧したりした。
呼吸はどんどん荒くなっていっている。
そして…指先は、生地の中へ。
彼女の液体が潤滑油となって、指先はなめらかに滑った。
気持ちよさや怖さに耐えるように、僕の手を握る彼女の手に力がこもる。
身体を少し倒し、彼女の体温をより近くに感じる位置に寄り添う。
触れているのはとてもプライベートな箇所にも関わらず、ここまで僕に委ねてくれている。
だからこそ、僕の中にも高揚と同時に、責任感があった。
でも彼女はどこまで望んでいるんだろうか。
この先は、さらに未知の領域だ。
無理をさせていないか。
勢いに流されていないか。
彼女のペースを大切にしたので今日はいつも以上に時間をかけていた。
ある程度「男性に触れられること」には慣れてきたようにも見える。
そろそろ区切りにするべきかもしれないという思いで、彼女にどうしたいか聞いてみると、「…指、入れてみてほしい」という答えが返ってきた。
僕は改めて、彼女の手を握り返した。
なめらかに滑る中指を、そのまま、ゆっくりと内側へ。
男性との性的な経験がないので、やはり中は狭く、指は入りづらい。
しかし時間をかけさえすれば、痛みもほとんどなしに入るようになる。
深呼吸を促しながら、ほんのわずかずつ、ゆっくりと距離を進めていった。
エロさはそんなになく、婦人科の医者になったかのような気分だが、やりがいがあって楽しい。
ところが、少し想定外のことが彼女に起きた。
「ちょ、ちょっと待って……足、つった……」
思わず動きを止める。
どうやら無意識のうちに下半身へ力が入り続けていたらしい。
張りつめていた緊張の糸が、そこでぷつんと切れた。
数秒の沈黙のあと、どちらからともなく小さく笑ってしまう。
時計を見ると、チェックアウトの時間が近づいており、哀しくも僕たちのセッションはここで終わりになった。
マッサージを開始してから、3時間を超える時間がいつの間にか経過していた。
少し中途半端に終わってしまったものの、彼女はセッション前とは見違えるような清々しい笑顔を見せてくれた。
その笑顔を見られただけで、今日は十分だったのかもしれない。
慌ただしく身支度を整え、時間に追われるようにホテルを出る。
外の空気はまだ冷たい。
でも、来るときよりもずっと軽い足取りで、僕たちは駅へと向かった。

東京の片隅で、また一つ溶けた「怖い」
サナと会ってから2日後。
「日が空いてしまうと、また緊張してしまいそうなので……近いうちに、もう一度会ってもらえませんか?」
そんなメッセージが届いた。
せっかく踏み出した一歩を、後戻りさせたくない。
そんな意思がなんとなく伝わってきた。
幸い、お互いの都合が合う日時が見つかり、僕たちは再び会うことになった。
今回も彼女がホテルを予約してくれていた。
利用時間は3時間、5時間、そして7時間から選べたらしい。
彼女が選んだのは、7時間。
その選択だけで、彼女の覚悟が分かった。
セッションが始まると、前回同様に最初は緊張していた。
触れるたびに身体を硬くしたり、びくっと反応したり。
けれど前回とは違う。
怖さの中に、明らかに「分かっている安心」が混ざっていた。
時間が経つにつれて、彼女は少しずつ変わっていった。
自分から「ハグがしたい」と言ってくれた。
男性に触れられるのが怖いと話していた彼女が、自ら触れ合うことを求めてくれたのだ。
一緒にお風呂に入り、湯気の中で肌に触れ合いながら笑い合う。
あのとき足が攣って中断した“続き”も、今度は彼女のペースで、落ち着いて進めることができた。
怖さがゼロになったわけではないだろうけど、逃げずに向き合えている。
それが何よりの変化かもしれない。
女性向けオイルマッサージという形ではあるけれど、彼女にとっては “男性に触れられる怖さを克服するための時間” だった。
もしこの体験が、彼女の未来の恋愛や、誰かと手を繋ぐ瞬間に繋がるのなら。
その最初の一歩に、少しでも関われたのだとしたら、サービスを提供している者として、これ以上の喜びはない。
東京で、誰かの不安が、ほんの少し軽くなるきっかけになっていたなら、それだけでいい。
