リラックスと安心のひととき 女子大生と添い寝した体験談 in 新宿

添い寝 女性向け添い寝サービス体験談レポ

始まりは一通のメールから

「はじめまして。HPを見て気になったのでメールしました。少しお話していただけませんか」

1通のメールが僕に届いた。

差出人は21歳の女子大生。
日々、大学に通い文学部で心理学を専攻する女の子だそうだ。

僕の存在を知るきっかけとなったのはyoutube。(ちなみにこちらです→女性向けオイルマッサージちゃんねる 東京)

youtubeを見ているときに関連動画のところに僕の動画が出てきて、特にマッサージに興味があるわけではなかったもののなんとなく気になって動画とHPをクリックしたと言う。
その時は”へーこんなサービスをしている人もいるんだ”程度で終わったそうだが、数ヶ月後くらいにふと僕のことを思い出し、興味本位でメールをしたとのことだった。
色々と話を進めていくうちに、彼氏と別れたばかりで傷心中であることが分かった。

「ベッドの中で優しく抱き締めてほしいです」
「エッチな事は一切なしがいいです。それでも大丈夫ですか?」

性欲を発散したいのではなく、別れによる寂しさから人肌が恋しくなっているようだった。

“一緒にベッドに入るけれどエッチなことは一切なし”

つまり添い寝だけである。
10代〜20代前半の頃の自分だったら、それができるのかどうか怪しかったかもしれない。若さ故に理性が本能に負けて、あの手この手を使って相手を口説き落としてエッチなことをしようとしたかもしれない。

しかし、今は違う。年を重ね性欲が以前ほどはなくなったというのはあるかもしれないが、今とその時とでは決定的に違うものがある。
それは女性と会う時の心構えだ。

サービスの対価として金銭が発生するいわゆる”お仕事”ではないものの、最低限の責任と、帰るときに会って良かったと思ってもらおうという信念を持ってこの活動を行っている。自分の欲に関係なく、第一に女性の願望・欲望を優先しているし、そもそも相手に満足してもらうことで自分の幸せにも繋がる。

他人本位でもあれば、ある意味では自分本位でもあって、win-winの関係なのかもしれない。

初対面の緊張と期待

1月下旬。

僕は新宿駅東口の雑踏をゆっくりと歩いていた。晴れわたる快晴の空の下、一歩足を進める毎にひんやりした空気が心地よく頬を撫でる。
某ウイルスが世間で少しずつ騒がれ始めていたがマスクをした人間はまばらだった。
すれ違う通行人たちに無意識に視線を移しながら、今回はどんな女性が来るのだろうと思いを巡らす。
彼女の意向で、会うまでにたくさんメールでやり取りを交わした。趣味の話から恋愛の話まで。割と連絡無精ではあるが、女性にとって会うことがどれだけ勇気がいることかを考えて、なるべく多く返信して少しでも不安を減らしてあげたかった。

数多くの女性と会っているが、初対面の方と会う瞬間というのはいつまでたっても緊張してしまう。経験豊富で男の自分ですらそうなので女性は尚更だろう。 待ち合わせ場所として指定していたお店の前に5分ほど早く到着したが、彼女はスマホを眺めて立っていた。
聞いていた通り、白のダッフルコートに黒の膝丈のスカートを穿いてる。いかにも大学生らしい格好をしていた。顔はまだあどけなさが残り可愛らしく、ショートヘアがとてもよく似合っている。

「ユカさん(仮名)ですか?」と声をかけると「あ、はい、こんにちは…」と照れくさそうに少し笑みを浮かべながら小さめの声で返ってきた。

初対面の女子大生、手をつないで向かう先は

少し緊張しているように見えた。
初めての顔合わせなので自分で大丈夫かということを確認し、ラブホテルが多く存在する歌舞伎町方面に歩を進める。

途中、彼女の手を取って手を繋いだ。繋いでほしいとメールで話していたから。
冷たくて、白くて、小さな手だった。初対面でいきなり手を繋ぐのは心情的に違和感を覚える人がほとんどだと思うが、二人の心や体の距離を縮めることにおいては間違いなく役に立ってくれる。

僕は30代前半で彼女は大学生。10以上歳が離れている。周りから年齢差があるカップルだと思われているんだろうか。そんな余計なことを心配しながら歩く。

「緊張しすぎて待ってるとき何回も帰ろうかと思いました笑」
「写真と全く違う変なおじさんが来たらどうしようかと思ってました笑」

口数も徐々に増えていき、意外にも早く緊張が解れていってるように見え、少し安堵した。

10分ほど歩いたところでラブホテルに到着し、二人で部屋を選んで彼女はホテル代を支払った。

ラブホテルで過ごすリラックスした時間

部屋の広さは6畳ほどでこじんまりとしていたが、清潔感があった。添い寝をするだけなので広さは特に必要なかった。
都心にあるラブホテルはおそらく8割方利用したことがあるので相手の希望(内装・広さ・料金等)を聞いて大抵は自分が選んでいる。

「月に何人くらい会ってるんですか〜?(笑)」
「みんなどんな感じの女性なんですか?」

彼女はコートを脱いでハンガーに掛けながら興味深そうに聞いてきた。
僕も答えられる範囲内で返答した。

白いニットセーター姿になった彼女を見て気づいたがとても華奢な身体をしていた。
細い二の腕に両手で掴めてしまいそうなウエスト。
しかし横から見た時の柔らかな曲線を描くバストラインが女性らしさを強調していた。

彼女はソファーに座り、机に置いてあるホテル備え付けの案内冊子を手に取って興味深そうに眺めている。ラブホテルには数回しか来たことがないそうだ。
僕は有線で適当なBGMを流し、喉が渇いたと言う彼女に温かい紅茶を作って用意した。
そして彼女の隣に座った。

心の距離が近づく瞬間

彼女の手を取り「ゆかちゃんの手は可愛い手してるよね」と褒めた。敢えてちゃん付けで呼んでもっと距離を縮めたかった。

「荒嶋さんの手こそキレイって言われません?」

そう言って僕の手の甲に触れ、肩に頭を乗せてきた。
奥手そうなルックスなので自分からもたれかかってきたことを意外に思ったが、嬉しかった。
この時すでに初対面同士にありがちな、壁はほとんどなくなっていた。

一通りお話をしたところで、僕はシャワーを浴びてくると彼女に伝えた。
今日は添い寝だけだが、万が一汗臭いと思われたら嫌だしベッドに入る前にシャワーを浴びるのはルーティーンだった。

ささっと全身を洗ってから浴室を出て、彼女が入れ替わりでシャワーを浴びに行った。

その間に部屋を薄暗くしたりBGMの音量を下げたり室温を調整したり、彼女がベッドで快適に過ごせるようにできる限りの工夫を凝らした。

10分ほどで彼女は浴室から出てきた。私服だとシワになるからと、僕と同様にバスローブ姿だった。
ほのかに頬に赤みがさしていてより一層幼く見えた。

「わー、なんかさっきより部屋がムーディになってますね!」

薄暗くなった部屋を見て、笑いながら言った。
二人でソファーに座り、お茶を飲む。
どちらからともなく恋人繋ぎで手を繋いでいた。

温もりとともに癒される時間

「そろそろベッド行こっか?」

そう言って彼女をお姫様抱っこで持ち上げて、ベッドまで運んだ。力はある方じゃないし普段そんなキザなことはしないのだが、もっと和ませたいのもあって面白半分でやった。

彼女はと言うと「わ~っ!」と驚いてはいたが抵抗はしなかった。運ばれた後は少し恥ずかしそうな表情をしていた。

ベッドに入って寝転がるととお互いが向き合う格好になった。そして彼女の首と背中に腕をまわし、優しく抱き締めた。彼女は小さくうずくまるように胸に顔を埋(うず)めた。
彼女の髪からフローラルな香りが漂っていた。

「ドキドキするけど、すごい落ち着く…」

ポツリと小さく呟いた。
彼女の髪をとかすように何回も後ろ髪をゆっくりと指先で撫でた。サラサラで艶のある髪だった。

下を向くと、はだけたバスローブからピンクのブラジャーと胸の谷間がちら見している。そして体には彼女の柔らかい胸の感触もある。だが不思議と興奮はしなかった。
それよりも人の温もりが心地良かった。人と肌を重ねるだけで肉体的にも精神的にもこんなに満たされるものなのかと改めて感じることができた。

不意に見せた彼女の涙

室内にはバラード系のジャズピアノのBGMが流れている。上品で心が落ち着くような旋律だった。
徐々に交わす言葉も少なくなり、30分ほど時間が経過しただろうか。

ふと、彼女の異変に気付いた。
ジュルッという鼻を啜る音が聞こえる。それは40秒に1回くらいの頻度で部屋に響いていた。暖房が効いているので寒さからくるものではなかった。

なんでか、啜り泣いていた。

ゆったりと幸せな感じで時を過ごそうと思っていたので完全に想定外だった。

なんで泣いてるのか一瞬考えたが理由はなんとなく理解することができた。
すごく好きだったという前の彼氏との別れでいまいち元気になれないということを聞いていたのだ。
だが今もなお感情が乱れるほど引きずっていると知って心がギュッと締め付けられた。

敢えて何も聞かずに彼女を抱き締める腕に力を込めた。

「あはは(笑)ごめんなさい、最近たまに情緒不安定になっちゃうんですよね…」
「大丈夫です、しばらくしたら勝手におさまるので(笑)」

笑って無理に明るく振る舞おうとしていた。
そんな健気な彼女にいたたまれない気持ちになり、子供をあやすかのように優しくゆっくりと背中をポンポンとし続けた。

彼女は脚を絡めてしがみつくように強く僕に抱きつき、しばらく鼻を啜り続けていた。

最後に見せた彼女の安心した表情

彼女から不眠症気味だという話を聞いていたが、気付けばスーー、スーーと寝息を立てていた。
寝れなくて日々たまっていた疲れがどっと出たのかもしれないし、隣に人がいることで心から安心できたのかもしれない。
顔をそーっと覗くと、好きだった人と一緒にいる夢を見ているかのような愛くるしい表情をしていた。
出逢いと別れを繰り返して人は成長すると言うが、彼女もきっと乗り越えられるに違いない。
寝息が首筋に当たるのをくすぐったく思いながら、彼女の髪をそっと撫でた。

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