こんにちは、自称「女性用風俗」的なオイルマッサージや性感マッサージを細々とやっている男です。
これ以上ブログ放置していると忘れ去られてしまいそうなので、久しぶりに体験談を綴ろうと思います。
処女のイギリス人女性が女性用風俗でオイルマッサージのご依頼
「女性用風俗」と聞くと、日本の女性でもちょっとドキドキするもの。
でも今回の女性は、なんと海の向こう、イギリスから来たエマさん(仮名)。
しかも処女だそう。
日本に来て数カ月、まだ日本語もおぼつかない彼女が、なぜ女性用風俗に?
正直「英国の品格を汚してしまわないだろうか」と心配になりました。
女王陛下、ごめんなさい。
で、応募フォームを通じて彼女から送られてきたメッセージです。
【 Nickname 】:●●
【 Age 】:27
【 Height (cm) 】:168
【 Weight 】:51~55kg
【 Nationality 】:British
【 Date and time for session 】:
【 Occupation 】:Student
【 Area for session 】:Shinjuku
【 Service requested 】:
Aroma therapy massage
Sexual/Erotic oil massage
【 Message 】:
Dear Arashima-san!
How are you doing these days?
Sorry I am writing in English but I am still only a beginner learner of Japanese. I am a student here in Tokyo and cannot believe I am writing this, but I want to experience a soft massage from a man! Are you still doing this?
(お元気ですか?私は東京の留学生です。こんなことを書くなんて自分でも信じられないのですが、男性からのソフトなオイルマッサージを体験したいです!まだこのサービスを続けていますか? )
The problem is that I am very very low level. I want a very soft experience: a very gentle massage where I can keep my panties on (I don’t mind if they get covered in oil), and I can partially cover my chest with a towel (no breast touching).
I’m a virgin and very afraid of sexual things and penises in general.
(問題は、私が完全に初心者だということです。なので、とてもソフトな体験を希望しています。
下着を着けたまま受けられる優しいオイルマッサージをしてください。胸をタオルで部分的に隠し、胸へのタッチはなしがいいです。私は処女で、性的なことやペニスにとても恐怖を感じています。)
When I was a teenager I went to this thai massage parlour where the massage was so sensual that I became aroused. I felt very embarrassed but couldn’t help but feel like the massager was doing it on purpose. But she was a woman and I felt embarrassed for even daring to suspect that. I was very confused and embarrassed and felt dirty. I hoped she wouldn’t notice. I kept asking myself: “Is this normal?” and “Are her hand movements normal?”. I never got a massage that intrusive before.
Now many years later I can’t believe that I now want to replicate that experience :”) It’s so incredibly embarrassing but I liked how it was a professional environment and massager, and I was the one who corrupted that interaction. I wonder if you could pretend to be my professional massager and make me feel like a pervert who is imagining things? xD
(思春期の頃、タイ式マッサージ店に行ったことがあります。そのマッサージは非常にかつてないほど官能的で、興奮してしまいました。恥ずかしく思いましたが、マッサージ師が故意にそうしているように感じました。しかし彼女は女性だったので、そんな疑いを抱いたこと自体に恥ずかしさを覚えました。混乱と恥辱で、汚れたような気分になりました。彼女が気づかないことを願っていました。「これは普通のことなのか?」「彼女の手の動きは普通なのか?」と何度も自分に問いかけていました。
過去に、そんなきわどいマッサージを受けたことはありませんでした。ですが、今、何年経っても、あの経験を再現したいと思っている自分に驚いています 。とても恥ずかしいことですが、プロフェッショナルな環境とマッサージ師だったことが気に入っていました。そして、そのやり取りを汚したのは私自身でした。あなたはプロのマッサージ師を装って、私をあの時と同じように変態な気分にさせることができるでしょうか? )
I can’t believe I’m saying these things to a total stranger. If this doesn’t sound like something worth your time, then I will 100% understand 🙂 Please just let me know
(見知らぬ人にこんなことを言っていることに驚いています。もしあなたが会うのがめんどくさいと思ってもそれは理解できるので、その時は教えてください。)
なんとも、赤裸々な内容が綴られていました。
エマさんのご要望を簡単にまとめると、
「ショーツは履いたまま」
「胸はタオルで隠したまま」
「バストや局部への接触はなし」
「でも、ソフトでちょっとエロいオイルマッサージ」
「自分が変態みたいに感じたい」
といった感じでしょうか。
こういう素直でちょっと変態チックな欲望を打ち明けられるのも、女性用風俗の魅力だと思います。
言葉にしてくれた勇気が、なんだか可愛く思えます。
でも、性的なことや男性器が怖いとも話していました。
はい、少し複雑なご依頼です。
要は、局部には触れないちょいエロなオイルマッサージをしてほしいということですが、「もしこの体験でトラウマにさせたらどうしよう」というプレッシャーもあります。
なんせこちらは、毎回ギリギリ平均点くらいのマッサージをしているだけの男です。
そんな僕に、まさか英国の貴婦人がエッチなお願いをしてくるとは、明日はロンドンに雪でも降るかもしれません。
というわけで、
「紳士のふりした変態が英国処女さんに新宿でオイルマッサージした体験談」をこれから詳しく綴ろうと思います。
関連記事>>>海外にも女性用風俗(女風)はある?国別の実態と日本の違いとは
新宿の街に現れた、緊張ぎみの英国処女さん
あたりはすっかり暗くなり、真夏の熱気もようやく落ち着いてきた頃。
僕は新宿の雑踏をすり抜けるように歩いていた。
なぜなら今日も女性と会うからだ。
イギリス出身の白人女性で、数カ月前に日本に来て留学生として大学で日本語の勉強をしていると言う。
イギリスといえば紅茶と女王陛下、そして紳士の国だ。
タキシードを着ていこうかと3時間くらい思い悩んだが、「あ、そうだ持ってないわ」と直前に気づき全身ユニクロをクールに決めた。
きっと彼女も僕の経済的なファッション哲学に心を打たれるはずだ。
待ち合わせ場所は、某大型書店の前。
人通りが多くて一瞬不安になったが、彼女の姿はすぐに見つかった。
黒のシャツにデニムのミニスカート。
事前に聞いていた服装のとおりだが、そのシルエットは、まるで雑誌の中からふっと抜け出してきたような美しさだった。
身長は高めで、手足がスラリと長く、透けるような白い肌。
胸の高鳴りを抑えて、あえて日本語で声をかけた。
「こんにちは。荒嶋です!エマさんですか?」
すると、彼女は身体ごとこちらを向き、明るいトーンで「ハーイ!」と返してくれた。
眼鏡をかけていて、どこか真面目そうな雰囲気。
けれど、声の調子や立ち振る舞いには自然な明るさがあって、人懐っこい笑顔に緊張が少しほぐれていく。
無事に合流することができたので、彼女が予約してくれたラブホテルへと向かう。
辿々しい日本語で「今日は、ずっと、日本語で話してもいいですか」と少し笑みを浮かべながら聞いてきた。
僕にとっては好都合だったので「もちろんです」と答えたが、言ってることが理解できないことも多々あったので英語も交えてコミュニケーションをとった。
そんな中、ふと気づいたことがある。
前を歩いている人たちが、ちらりとこちらを振り返ってくるのだ。
ああ、やっぱり。こんなモデル顔負けのの外国人女性と一緒に歩いてたら、誰だって振り返るよな。
そんなふうに思って少しだけ誇らしい気分になっていたのも束の間。
どうやら自分が、英語を話すたびに視線を浴びることに気づいたのだ。
「ドント・ウォーリー・アイム・ベリー・カインド」
「レッツ・ゴー・トゥー・ラブホテル」
「ユー・アー・セクシー」
どうやら自分は、性感マッサージより先に英語力と空気を読む力を培う必要があるらしい。
待ち合わせ場所から歩いて数分。
途中、コンビニへと寄り、僕たちが目指していたラブホテルはもうすぐ近くにあった。
彼女は明るく笑ってはいたけれど、ときおりふっと緊張したような表情を見せる。
大きく深呼吸をしたり、「ああ、ちょっと緊張する」と呟いたり。
無理もない。
異国の地で、たどたどしい日本語を使いながら見知らぬ日本人男性と2人きりでラブホテルへ向かう。
そんなの、冷静に考えれば十分スリル満点だ。
しかも、彼女は男性との経験がまったくない“処女”だという。
それをわざわざ打ち明けてくれたということは、彼女の中でも何か越えたい壁があったのだろう。
ホテルの入り口が見えてきたとき、僕達はふっと足を止めた。
そして一息ついておいて、彼女は僕のほうを見た。
「オッケー、いきましょう」
そう言った彼女の表情には、少しだけ勇気がにじんでいた。
オイルマッサージ前のアイスブレイク
チェックインを済ませ、部屋に入ると、僕たちはベッドの端に並んで腰を下ろした。
ソファーもないこぢんまりとした部屋だったけれど、明るく清潔感があり、女性が安心しそうな雰囲気があった。
ふと、彼女とのやりとりを思い出す。
──バッグの中身を見せてほしい。
会う前のメッセージで、そうお願いされていたのだった。やはり、知らない男とホテルで会うのは全く怖くないと言ったらウソになるのだろう。
正直、そんな要望は初めてだったけれど、彼女の立場になってみれば理解できなくもない。
どんな些細な不安材料もひとつひとつ潰しておきたい、と思うのはごく自然なことだ。
「じゃあ見せるね」と伝えてから、バッグを開け、中身をひとつずつ見せていく。
オイル、替えのシャツ、財布、飲み物…
怪しいものは何一つ入っていない。
あるとすれば、「マジメな人間なので変なことなんてしませんよ!」と言いながらニヤけてる自分の顔がいちばん怪しい。
見せてほしいと言っておきながら彼女はあまり見ておらず、今日あったことについて楽しそうに話していた。
オイルマッサージ前にもっとリラックスしてもらいたくて、僕はとりあえずテレビの電源を入れた。
バラエティ番組の明るい笑い声が部屋に流れ込み、さらに空気が柔らかくなった気がした。
その日の東京は蒸し暑く、駅からここまでの道のりだけでも結構な汗をかいていたので、
「先にシャワー、浴びていい?」と彼女に声をかけ、了承を得て浴室へ。
身体をさっぱりさせてから部屋に戻ると、彼女はベッドの端にちょこんと座り、静かにテレビを見ていた。
明るい画面を見つめながらも、さっきとはうってかわってどこか落ち着かない様子。手を膝に置き、時折それをぎゅっと握るしぐさが印象的だった。
「シャワー、浴びる?」
そっと声をかけると、彼女は少し驚いたように顔をこちらに向け、でもすぐに「はい」と小さく頷いた。
僕はバスローブとバスタオルを手に取り、そっと彼女に渡す。
彼女は緊張を隠しきれない面持ちのまま、それらを胸元に抱え、少し笑みを浮かべて深呼吸を繰り返しながら浴室へと向かっていった。
オイルマッサージを受けてみたかったはずが…直前に緊張と好奇心に揺れる彼女
ほの暗い空間に間接照明のやわらかな明かりが灯り、ゆるやかなBGMが静かに流れている。
僕はベッドの端に腰を下ろし、彼女が横になるのを待っていた。
しかし、彼女はなかなかベッドに近づいてこない。
「ごめんなさい、ごめんなさい」と何度も小さくつぶやきながら、まるで何かから逃げるように部屋の中を行ったり来たりしていた。
緊張しているのは間違いないが、いったい何事かと思った。
自分を落ち着かせようとしているのか、腕を抱きしめるようにして立ち尽くしたかと思えば、壁に向かってそっと深呼吸をしてみたり、視線を泳がせたり。
このような反応は初めてだった。
「大丈夫。無理しなくていいから」と優しく声をかけても、彼女は頷くばかりで、はっきりとした言葉を返してこない。
「もし怖かったら、普通のオイルマッサージだけにしようか?」
そう提案すると、彼女は首を振りながら、きっぱりとこう言った。
「予定通りのオイルマッサージを……してください」
どういうことだろう。
身体は戸惑っていても、心のどこかでは「この体験をしてみたい」と思っているのだろうか。
僕は彼女が決心してくれるまで待つことにした。
無理に誘導はせず。彼女が自分の意志で「今」と向き合えるその瞬間を、ただ静かに待った。
そして、約15分ほどが経ったころ。
彼女はようやく、ゆっくりとベッドに近づき、バスローブを直しながらうつ伏せに身を横たえた。
その動きは、まるで1つずつ覚悟を積み重ねていくようだった。
やがて、柔らかなシーツの上に、彼女のスレンダーな身体のシルエットが浮かび上がる。
バスローブ越しにでもわかる、華奢な肩のライン、なだらかな背中のカーブ、細長い脚。
空気が、少しだけ艶やかに色づいた気がした。
いよいよオイルマッサージ体験
バスローブの裾をそっと持ち上げると、彼女の細く白い脚が露わになった。
少し力を込めたら痛めてしまうんじゃないかと心配になってしまうくらい華奢だ。
これから、まず緊張をほぐしてリラックスしてもらうべく、しっかりと彼女の全身にオイルマッサージを施していく。
少量のオイルを手に取り、両手のひらで温める。
そっと彼女のふくらはぎに触れた瞬間、ピクリと小さく反応する。
静かに手のひらを滑らせ、ゆっくりと膝へ、そして太ももへと優しく撫で上げていく。
適度に力を込めて、ただ「安心していいよ」と伝えるような圧で。
そのたびに、彼女の体から少しずつ緊張が抜けていくのがわかる。
浅かった呼吸が次第に深く、ゆったりとしたものへと変わっていく。
慣れない異国の地で、慣れない男に触れられているのに、彼女は受け入れようとしてくれているのだろう。
僕が脚のラインを丁寧になぞるたび、肌がほんのりと熱を帯びていくのが伝わってきた。
「気持ちいい?」と小さく尋ねると、彼女は小さな声で「イエス」と静かにうなずいた。
今度は肩からバスローブをはだけさせて、腰まで下げていくと、背中があらわになった。
その背中もまた、白くて、わき腹周辺の骨が少し浮かび上がっているほど細い。
オイルを両手に広げ、筋をなぞりながら、「大丈夫だよ」と、彼女の身体に語りかけるように背中から肩へとゆっくりと滑らせていく。
やがて、彼女の呼吸はさらに深くなり、ベッドの上にほとんど力を預けるようになった。
まるで、少しずつ扉が開いていくようだった。
そして僕は、そっと「次、仰向けになれる?」と囁いた。
その一言に対して、彼女はゆっくりとうなずいた。
バスローブの前をそっと押さえながら、彼女はゆっくりと仰向けになった。
その仕草には、身体を見られることへの恥じらいと、どこに手を置けばいいのか分からない戸惑いがにじんでいた。
それらが、彼女の初々しさを際立たせる。
胸元にはバスローブの布がふんわりとかかっていて、小ぶりなバストの輪郭をうっすらと浮かび上がらせている。
彼女の胸のあたりがわずかに上下しているのを見て、鼓動の速さがこちらにも伝わってくるようだった。
僕は、まずは腕からオイルマッサージを始めた。
温めたオイルを手にとり、ゆっくりと筋肉の流れに沿って、丁寧に滑らせていく。
手首から二の腕へと指を這わせるたび、彼女の身体が少しずつ柔らかくなっていくのがわかる。
手のひらを優しく包み込むと、彼女はしっかりと僕の手を握り返してきた。
その一瞬にこもった「つながり」の感触が、心にじんわりと染み込む。
言葉にしなくても伝わる感情が、肌と肌のあいだにちゃんとあるんだなと思うとなんとなく嬉しくなった。
続けて足首から太ももへオイルを塗り広げていく。
オイルが体温で温まり、香りが空気に溶けていく。
ラベンダーとローズをブレンドしたオイルでリラックスを促す香りが、彼女の全身をまとっていく。
たまに、彼女は顔を覆ったタオルをめくり、僕がオイルマッサージしてるところを眺めて、「気持ちいいです」と言ってくれた。
たとえ性的な接触がなくても、触れられることで「気持ちいい」とか「安心する」と感じられるのは、マッサージの良いところだと思う。
彼女の心と身体が、少しでも「これなら大丈夫」と感じられるように、彼女の全身に触れ続けた。
女性用風俗だからこそ味わえる“ギリギリ”のオイルマッサージ体験
始めてから、もう1時間近くが経っただろうか。
最初の頃のぎこちなさは薄れ、彼女の呼吸からも、リラックスしてくれているのは伝わってくる。
でも、ここで終わっては、きっと彼女の中に残るのは「安心感」だけで女性用風俗を利用する意味がない。
それも悪くないけど、彼女は、過去にタイマッサージで思いがけず感じてしまった“あの感覚”を、もう一度味わってみたいと願っていた。
セラピストの手が自分を気持ちよくさせてくれているのか、それとも自分が勝手に想像しているだけなのか。
その曖昧さに身を委ねてみたいと、そう打ち明けてくれたのだ。
だから僕は、あくまで「普通のマッサージですよ」という空気を保ちながら、触れ方をほんの少しだけ変えていく。
内ももにそっと指を這わせたとき、彼女の脚がピクンと小さく跳ねた。
ぐっと太ももに力がこもり、彼女は無意識に膝を閉じようとする。
けれど、その動きはどこかためらいがちで、完全に拒絶しているわけではないように感じた。
その証拠に、彼女の呼吸は浅くなり、バスローブの下でお腹が小刻みに上下している。
彼女は声にならない息を漏らしながらも、逃げることはなかった。
感じてしまっているけど、それを受け入れていいのかという心の揺れが、彼女の身体の反応からなんとなく伝わってきた。
僕は内ももをゆっくりとなぞる手を、ほんの少しだけ深い部分へと動かした。
無地のグレーの下着が、ちらりと見え隠れする。
決して敏感なところには触れない、でも近い。意識せざるを得ない距離。
すると、彼女は小さな声で息をもらし、身体をほんの少し、僕の方に預けるように傾けた。
言葉は交わさなくても、そのすべてがなんとなく手のひらを通して伝わってくる。
だからこそ、急がず、ゆっくりと。
今度は、もう片方の手を肩から脇、そして胸の横──いわゆる「バストの側面」へと、手のひらを自然な流れで沿わせていく。
あらかじめ「胸には触れないで。でも、側面は大丈夫」と言われていたそのエリア。
まさにギリギリの境界線。
でもその“ギリギリ”に触れるには、こちらにも相応の丁寧さがいる。
手のひら全体だけでなく指先だけを使ったりして、バストの側面をゆっくりと。
あくまでリンパの流れに沿うように──正当なマッサージを装いながらも、その触れ方にはどこか、エロさを乗せていった。
彼女は何も言わないけれど、呼吸が少しだけ浅くなっているのがわかる。
そのあたりは、服の上からでも敏感になりがちな部分だが、今は裸の肌に、温かい手が直接触れている。
その感覚は、きっと彼女の中に、静かに波紋を広げていったに違いない。
彼女の身体がわずかに強ばり、でもすぐにまた、静かに緩んでいく。
彼女は今、すべての神経をその「触れられている箇所」に集中させているようだった。
これは普通のオイルマッサージで、決していやらしい目的ではないと、言わんばかりに、僕はあくまで丁寧に、一定のリズムを守って手を動かし続けた。
すると彼女が、ごく小さく吐息をもらした。
それはまるで、自分の中の“恥ずかしさ”や“緊張”を少しずつ手放そうとしている合図のように、僕には感じられた。
しかし──意に反して、彼女は僕の手をギュッと掴み、「ストップ」と短く言った。
「どうしたの?」と尋ねると、少し汗ばんだ頬に、照れてるような笑みを浮かべ、首を振りながらこう答えた。
「これ以上は、もうだめ」
これ以上触られたら、どうにかなってしまいそうで怖いと思ったんだろうか。
正直、これからが本番だと思っていたので、少しだけ拍子抜けした気持ちはあった。
でも、無理に踏み込むことはできないし、きっと、そうするべきでもない。
彼女自身が決めた“ここまで”というラインは、今の彼女にとって守るべき大切な境界なのだろう。
彼女の心と身体が、ほんの少しでも「これでいいんだ」と思えるきっかけになれただろうか。
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女性用風俗を通じて、彼女が一歩踏み出した夜
気づけば、あっという間に2時間半が経った。
チェックアウトの時間が迫る中、僕たちはシャワーを済ませ、ゆったりとした余韻に身を委ねながら、ベッドの縁に並んで座っていた。
どこか名残惜しそうに視線を落としたまま、彼女がぽつりと言った。
「……あなたに、ひとつお願いがあります」
「うん?なに?」
そう返すと、彼女はためらいがちに言葉を続けた。
「頬に、キスしてもいいですか?」
なんだそんなことか、と笑ってしまいそうになったが、彼女にとっては勇気が必要なことなのだろう。
「もちろん」と返すと、彼女は少し照れた表情になり、膝の上でそっと手を握りしめる。
そして、何度か深呼吸をして──ようやく、意を決したように僕の方へ身体を寄せてきた。
細い腕が、僕の首にそっと回される。
そのまま、ほんのり温かい唇が頬に触れ、数秒間、そっと優しく押し当てられた。
たったそれだけの仕草なのに、彼女の緊張と勇気と、少しのときめきが全部伝わってくるような、不思議なキスだった。
その初々しい姿に、なんだか胸の奥があたたかくなった。
帰り支度を終えて、部屋を出る前。
彼女はぎこちない日本語と英語を交えて、そっと言った。
「会えてよかったです。もし、また会ってくれるなら、次は、胸に直接触れてマッサージしてもらいたいです」
今日、彼女にとって刺激的すぎたかなと少し心配もあったが、杞憂だったらしい。
性的なことが怖いとまで言っていた彼女が、女性用風俗を利用してほんの少しだけ、自分の欲望と向き合ってみようとしてくれている。
少しだけ自分の存在が役に立ったような気がして嬉しかった。
ホテルを出てから、僕たちは並んで新宿駅まで歩いた。
改札の前で立ち止まり、最後にもう一度「ありがとう」と言い合って、僕たちはそれぞれの方向へと歩き出した。
僕の頬には、彼女の甘い香りだけが、ほんのりと残っていた。

